用語解説

日本三名瀑

華厳滝(栃木県日光)、袋田滝(茨城県奥久慈)、那智滝(和歌山県熊野)の三つが、日本を代表する著名な滝として「日本三名瀑」あるいは「日本三大瀑布」と呼ばれている。誰がどう決めたかは不明。

日本の滝百選

1990年に緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛募金が日本の滝選考会として環境庁(当時)と林野庁などの協力のもとに選定した、日本を代表する100の滝のリスト。

世界三大瀑布

せかいさんだいばくふ

ナイアガラ滝(カナダ/アメリカ合衆国)、ヴィクトリア滝(ザンビア/ジンバブエ)、イグアス滝(ブラジル)と言われる。誰がどう決めたかは不明で、日本独自の3選である。

地形学

ちけいがく / Geomorphology

山や川,海岸など,地表面の形態を研究する学問。地表のかたちそのものの分析から,地形がどのように変化してきたのか,またどのように形成されているのか,あるいはこれからどう変化していくのかということの解明をめざす。地球科学(地学),地理学の分野に含まれる。

滝の後退

たきのこうたい / recession of waterfall

滝が侵食され、上流方向へ移動すること。滝が後退することにより、滝より下流では河床の低下が生じ、結果として下刻が上流方向へ伝播することになる。

後退速度

こうたいそくど / recession rate

崖や滝などが後退する速さ。「年に何メートル」など,距離/時間の単位で表される。後退が侵食現象であるので,侵食速度(erosion rate)ともいえる。

滝面

たきめん / waterfall face

滝の、落下する水の裏の岩盤部分を指す。すなわち、急勾配になる部分の河床。その幅は洪水時の川幅(落水の幅)で定義され、それより外側は滝崖とよばれる。

滝崖

たきがい / cliff face around waterfall

滝面からその下流に連続する、右岸・左岸の崖。一般に風化作用の働きで、崩壊しやすい。たとえば華厳滝の下流でも何度か落石が生じており、現在その補強工事が進められている。

滝肩

たきかた / waterfall crest

滝の、水が急降下する境の部分。滝面の上流端。滝の最上部の遷急点ともなる。滝の高さを求める基準となる。

遷急点

せんきゅうてん / knickpoint

河床が上流から下流へ向けて勾配が顕著に急になる部分。逆に急に緩やかになる部分は遷緩点とよぶ。遷急点と遷緩点に挟まれる急勾配区間は遷急区間(knickzone)とも呼ぶ。